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【北海道 / 上登別温泉・新登別温泉】湯量豊富な歴史ある温泉が楽しめる「旅館四季」

〒059-0552 北海道登別市上登別町42-28

 


全国温泉ランキング100選に必ず入選する温泉地「登別温泉」



支笏洞爺国立公園「地獄谷」。「かおり・風景100選(環境省)」、「北海道遺産」認定地

こんにちは。泉質重視の温泉銭湯ライターとむです。温泉のある銭湯が大好きです。

今回、遥々やってきました、日本一広い都道府県、北海道。

意外と知られていないのですが、実は日本一温泉地の数が多い場所であります。

その数多くある温泉地の中でも、全国温泉ランキング100選には必ず入選する北海道ならぬ日本が誇る温泉地、「登別(のぼりべつ)温泉」に行ってまいりました。

 


複数の源泉から毎日1万トンもの温泉が自然湧出する登別温泉



日和山と大湯沼(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/登別温泉

登別温泉といえば、誰でも一度は聞いたことのある場所ではないでしょうか。

そんな登別温泉ですが、安政年(1858年)に湯治を目的として、止宿所を建てたことが始まりと言われています。歴史のある温泉地ですね。

登別温泉は、JR登別駅から北方へ約8Kmに位置しており、車では新千歳空港から1時間弱、標高は200~300mとそこまで高くなく、アクセスしやすい場所にあります。

遊歩道や大自然の足湯、間欠泉など観光地としても栄えています。

温泉街の奥には地獄谷、大湯沼、奥の湯など複数の源泉が存在し、なんと毎日1万トンもの温泉が自然湧出しているそうです!

一般家庭の浴槽では、約200キログラム程度のお湯がたまるのですが、その5万倍!(1万t÷200kg)の湯量です。驚き!

さらに、その複数の源泉地では、それぞれ異なる泉質の温泉が湧きだしておりその種類は全部で9つにも及ぶということですからこれまた驚きです!

 


登別温泉の源泉を味わえる秘湯「上登別(かみのぼりべつ)温泉」


そんな登別温泉から西に位置するのが、今回ご紹介する「上登別(かみのぼりべつ)温泉」です。
登別温泉の源泉を味わえる秘湯をご紹介します。

「観光地として有名な登別温泉から少し離れることで、さらなる秘湯感を感じることができ、観光地に行きたいけど、静かなところでゆっくりしたい。」

そんな方におすすめしたい温泉旅館が「上登別温泉 旅館四季」です。
「新登別温泉」とも言います。

取材時はあいにくの雨でしたが、「雨の日は足が遠退くお客様も多いとのことから、狙い目」だそうです(旦那様談)。

何が狙い目かと言うと、「浴槽を貸切状態にできるチャンス!」とのことです。

浴槽を貸切…...なんて贅沢なのでしょう。
静かな温泉にゆっくり、ゆったりと浸かりたい方にはお勧めですね。

そんな秘湯では、なんと朝8時から入ることができ、夜も22時まで入浴が可能です!

ちなみに、休みは不定休。旦那様も毎日大変です。

※下記のとおり、日帰り入浴は事前連絡することが望ましいです。

登別温泉では、日帰り入浴料金が1000円を超えるところも多い中、旅館四季では、その半額500円で入湯できます。そして、幼児は「無料」!

同じ登別温泉を半額で味わえてしまうのですからお得ですね。

 


家族3人で営んでいるアットホームな「旅館四季」


玄関に入ると、とても綺麗なロビーで、鹿の剥製がお出迎えしてくれます。

さらに、甘えん坊将軍の忠犬「健太」もお出迎えです。

事故により後足が不自由な健太ですが、そのつぶらな瞳でお客様を癒します。
「こんな健太を温かく育ててくれたのはお客様です」と語ってくれたのは旦那様。

旦那様にお話しを聞くと……「旅館四季」は家族3人で営んでいるそう。

とてもアットホームな雰囲気がたまらないです。
家族経営のため、買出し等で不在にする場合もあるとのこと。

日帰り入浴可能な時間帯でも、入浴される方は事前に宿へ電話連絡をすることをお勧めします。せっかくの機会を逃さないのように事前連絡しましょう!

ロビーでスリッパに履き替えると、すぐに一本の廊下。
ここには8畳4室、12畳1室、15畳1室の計6室の客室があります。

1泊2食付なのに、7150円で宿泊できてしまうリーズナブルさ。

ご飯は一つ、一つが手作りで、手の込んだ料理が楽しめます! とってもリーズナブルです!

ちょっとした旅行などで気軽に訪れることができる料金設定です。

 


露天風呂では、大自然に囲まれながら「天然泥パック」も楽しめます。


そして、その客室のある廊下を通り抜けると、いよいよ浴場が現れます。

入口の暖簾の前には外の自然が楽しめる大パノラマになっています。綺麗ですね(8月に撮影)。

さて、暖簾をくぐると、いよいよお待ちかねの温泉です。
ここの温泉、実は登別温泉の奥の湯源泉を使用しています。

つまり、名前は上登別だったり、新登別だったりしますが、しっかりと登別温泉なのです。

奥の湯源泉を4本のパイプで運んでいます。

こんな濃厚な温泉を止めることなく運ぶのはなかなか大変ですね。

気になる泉質は……単純硫黄温泉(弱酸性低張性高温泉)

硫黄の臭いが強く、湯の華の入った灰色のお湯です。

pH4.9の弱酸性。人間の皮膚はpH5~6の弱酸性なので、肌に優しい温泉ですね!

硫化水素ガスが約10mgも溶存しているしっかりとした硫黄泉です!

※温泉分析表は、暖簾横に、控えめに置いてあります。

シャワーは男女それぞれ3台。リンスインシャンプー、ボディソープが常備されています。

 


露天風呂は元々1つの湯船を間仕切りで2つに分けてあります!


露天風呂では、大自然に囲まれながらの入浴!
さらに泥がタッパに入って置いてあり、「天然泥パック」も楽しめちゃいます!

泥には肌をツルツルにする成分やミネラルが含まれており、肌に直接塗ることで、美肌効果が得られます!
泥パックできる温泉は数が限られるので、とても貴重な温泉ですね。

奥の湯から毎日流れ出る泥を、温泉とは別に集めているそうで、自然のままの天然泥なのだそうです。綺麗なので安心して全身泥パックが堪能できます。泥パックしてそのまま温泉に入ることもできちゃいます。

さらに、もう一つ、この露天風呂には仕掛けがあります。
お気づきでしょうか。

露天風呂の中央の間仕切り部分を見てください。四角く囲まれた小さな板が見えるでしょうか。これは男湯、女湯それぞれに設置してある鍵の開閉ができる扉です。

お互いの了承を得られれば、開けて通じることができる何ともロマンチックな扉ですね。ご夫婦やカップルで顔を見せ会いながら、この素敵な露天風呂とその景色について会話できるようになっているのですね。

旦那様のお話によれば、元々、露天風呂は1つの湯船であって、それを間仕切りで2つに分けていることからこのような造りにすることができたとのことです。歴史が垣間見れる造りですね。アットホームな旅館ならでは。

 


今回の露天風呂の写真は夏の景色ですが、旅館のHPには冬の雪景色の写真もあるのでぜひアクセスしてみてください!そして、登別近郊へ行く際には、この素敵な旅館、四季へぜひ足を運んでみてくださいね。

温泉で元気に! 繋がりを大切に!

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とむ

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上登別温泉北海道新登別温泉旅館四季
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