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そんな女子の女子による女子のための「銭湯女子部」。

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銭湯ソムリエへの道 in 大阪銭湯!銭湯付きゲストハウス「昭和湯」【東淀川区 / 淡路駅】

〒533-0032 大阪市東淀川区淡路4-33-1

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ヤマモトです!今回はふらりと関西に赴き、大阪銭湯を初体験して参りました。

大阪は東淀川区、淡路にある「昭和湯」へ。大阪府は現在東京都の次に銭湯数が多いのですが、数ある大阪銭湯の中、
なぜこちらを選んだかというと「銭湯付きゲストハウス」なるものを発見してしまったからです!

 

♨ 「銭湯付きゲストハウス」?!

 

関西行きが決定したのが3日前、宿探し……どうしよう。

ヤマモトはゲストハウスに泊まるのが好きです。ホテルや旅館よりもその土地の空気に触れ易いし、最近は清潔でモダンなゲストハウスも多い。それから何と言っても安い!

そんなわけで「関西 ゲストハウス」で検索。
そこで見つけたのが  「銭湯付きゲストハウス 木雲(もくもく)」
隣接する銭湯「昭和湯」入浴無料で女性専用ドミトリー3800円!?素晴らしい!即決。

 

♨ まずはゲストハウスへ

 

と、いうことで。阪急に揺られやって来ました淡路駅。
下町情緒漂う淡路駅を降りるとすぐ大きなアーケードの商店街があり、飲み屋やスーパーが並びます。暮らしやすそうな街!というのが第一印象。
アーケードから一本入ったところに「ゲストハウス木雲」はあります。
駅から徒歩3分ほどの好立地。旅先では大荷物になりがちなので、駅近なのはかなり嬉しいポイントですよね~!

20161216_東淀川区_昭和湯

歴史ある長屋を商店街の皆様で改修されたそうで、2016年4月にオープンしたばかり。
長屋の趣ある部分は残しつつもスタイリッシュな内装が施されています。小物もレトロかわいい!

20161216_東淀川区_昭和湯

私は女性専用ドミトリー、温もりある木製ベッドが6床並ぶ「檜」のお部屋に宿泊させていただきました。
ベッドはカーテンで仕切ることが可能です。私が宿泊した日は、おひとりで個室に宿泊されている方や御夫婦で個室を利用されている方々もいました。ゲストハウス初めての方や、少し抵抗があるという方でも個室であれば利用しやすいかも!

20161216_東淀川区_昭和湯

共有スペースも清潔で使いやすく、高い天井からぶら下がるフィラメントの暖かい灯りが程よくて落ち着きます。
お洒落な古民家カフェのような空間~。

 

♨ いよいよ「昭和湯」へ!

 

チェックインも済ませ、いざ銭湯へ!入浴無料となる「昭和湯」は、ゲストハウスから二軒挟んだお隣にあります。
歩いて本当にすぐなので湯冷めの心配無し!♨︎

20161216_東淀川区_昭和湯

大阪銭湯が初体験なもので、東京銭湯と何が違うのか?やっぱり大阪だし派手だったり…?!とか勝手な偏見を持ちつつお邪魔すると…

20161216_東淀川区_昭和湯

20161216_東淀川区_昭和湯

まさかの期待を裏切らないビビッドなライト!壁!赤、青、緑!
もちろん全ての大阪銭湯が派手なわけでは無いとは思いますが…。大阪銭湯来たでー!という気持ちを煽られます。

20161216_東淀川区_昭和湯

おおお、これが噂の関西ケロリン桶。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、関東と関西ではケロリン桶の規格が違うのですよ。関西の方が小さくて軽いんですって。これはなぜかと申しますと、「昭和湯」の浴槽を見てみましょ……!

20161216_東淀川区_昭和湯

関東の昔ながらの銭湯は洗い場の奥の壁に湯船が並んでいる配置が一般的ですが、関西の銭湯はこのように浴槽が中央に配置され、その周りを囲むようにカランが並んでいることが多いようです。

これは、関西では入浴前に湯船から湯をすくって身体にかける「かけ湯」の文化があるからだそう。
カランのある洗い場から桶を持った手を浴槽へ伸ばし、「かけ湯」する。その際にちょうど良いサイズということで、関東のより小さめの軽い桶なんです。なるほど〜!

20161216_東淀川区_昭和湯

ちなみにかけ湯かけ湯と申しておりますが、関西では「かかり湯」と言うそうな!
メモメモ。

20161216_東淀川区_昭和湯

またこのコロッとしたカランが可愛くて。
湯と水のカランの高さが違うのは初めて見ました。「昭和湯」のお湯は肌感触の良い軟水です。

20161216_東淀川区_昭和湯

サウナは無料で利用できます!しかもスチームサウナ。水風呂もあるのでサ道嗜めます。

他にも気泡風呂、寝風呂、うたせ湯、電気風呂など…豊富な湯を楽しめて440円(大阪銭湯料金)!
そしてゲストハウス宿泊者は無料…う、嬉しい…嬉しさのあまり端から端まで全湯船に入らせて頂きました。

 

♨ 大阪下町の交流の場

 

「昭和湯」は昭和3年創業の老舗銭湯。
東京と同様、大阪銭湯もその数は年々減少していますが、日本固有の文化である銭湯を地域交流の場として盛り上げようと、様々な工夫をされています。

子供が喜ぶあひる風呂、ユニークな季節風呂のイベントを開催したり、投げ銭ライブを行ったり。

20161216_東淀川区_昭和湯

「赤ちゃんに優しい銭湯」として、子供連れの入浴も歓迎。女湯にはロッカーの上にベビー用ベッドが並んでいます。使用している軟水は乳児発疹にも良いのだとか。

20161216_東淀川区_昭和湯

今回お世話になった、「ゲストハウス木雲(もくもく)」のオーナー・森川真嗣さん。ゲストハウスの経営を始めたのも地域活性の為の取り組みのひとつだそうです。ゲストハウス併設の「コミュニティキッチンmogu mogu」も、交流の場として旅行客や地域の方々に利用されています。
「昭和湯」は森川さんのお父様、お兄様が中心となり経営。ご家族で東淀川区を盛り上げていらっしゃいます。

初めての大阪銭湯。様々な出会いと発見があり、とても勉強になりました!
銭湯、まだまだ奥深い。
ふらっと銭湯旅、楽しかった〜。是非皆様も♨︎♪

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ヤマモト

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