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銭湯、お風呂に関する執筆コラムを掲載。

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〜 Humans of 入浴 〜 Vol.5:AYAKA SHINDO at ふくの湯

〒113-0022 東京都千駄木5-41-5

20161108北区稲荷湯

日々銭湯に通う人々は、どんな理由で、どんな想いで、銭湯に行くのだろう?銭湯の魅力って、なんだろう?その答えはきっと、ひとつじゃない。きっとそこには、その人ならではの楽しみ方や、理由がある。 “Humans of 入浴” は、銭湯の千差万別な楽しみ方に焦点をあて、銭湯通いの極意をいろんな人たちにインタビューすることで、その魅力を掘り下げてみよう!という、TOKYO SENTOの連載企画です。


Vol.5:AYAKA SHINDO at ふくの湯


今回ご登場頂くのは、IT関係の会社でプランナーとしてバリバリ働く新藤彩香さん、28歳。昨今、働く女性の間にも銭湯好きがじわじわ増えているんだとか… その実態を探るべく同行させて頂いたのは、文京区は本駒込駅近くの銭湯、「ふくの湯」さん。こちらの銭湯、朝の11時から夜の12時まで営業されていたり、アメニティも充実しているので、会社帰りのさくっと立ち寄りに、それは適しているんです!

2011年のリニューアル以降、そのスーパーモダンな佇まいが若者にも人気の銭湯。風水を用い、七福神をモチーフとした内装がご利益気分満載!昨年にはリニューアル5周年を記念して、背景画や敷居の絵を新しく描きかえたばかり。

とにかく多忙な彩香さんが銭湯通いを始めたのは、社会人になってから。残業や徹夜後のパワーチャージを理由に訪れてから、すっかり銭湯の魅力にハマってしまったとのこと。疲れた日、さえない日に行く銭湯って、本当に薬のような働きをするものです。こちらのふくの湯さんには、ラジウム泉が楽しめる「大黒天の湯」と薬湯が楽しめる「弁財天の湯」とがあり、浴室が男女週替わりになっているため、楽しみも2倍。モダンで綺麗な浴室は、まさに会社帰りのOLさんのリフレッシュにうってつけなのであります。


 1: 今日もがんばったので… 2: いざ入湯! 3: 飾りガラスから覗く店内はとっても綺麗。 4: 彩香さんの銭湯セット。美容系グッズがメインです。 5: お気に入りの銭湯なので嬉しそう。 6: ふくの湯のお洒落なパンフレットを熟読!

♨ 彩香さんの銭湯極意 ♨


Q:よく行く銭湯は?

ふくの湯 (本駒込駅)、清水湯 (武蔵小山駅)

Q:銭湯に行く時間は?

21:00 ~ 24:00

Q:お風呂上りに飲むなら?

キウイジュース、C1000 (ビタミンCが取れるもの!)

Q:銭湯に持って行くものを教えてください。

お風呂バック、ヘアドライヤー (くし付き)、パック (ドライヤーしながらつける用)、メイク落とし、化粧水、乳液、ヘアゴム、水 (大量に飲む)

Q:「私だけのこだわり入浴術」はありますか?

その日の疲れと気分によって入浴方法を変えています。とにかく癒されたい日と、ストイックに汗をかきたい日の入浴は全く別物!

■ 汗をかきたい日は・・・

とにかく汗をかくために水をたくさん飲んでから入ります。入浴中は常に筋トレかストレッチ (足を浮かせて腹筋)。サウナがあったらサウナと水風呂とお風呂を繰り返し、だいたい30〜40分かけてじっくり温まります。

■ 癒されたい日は・・・

お風呂の淵に腰掛けて、半身浴をします。ぬるめとちょっと熱めのお風呂に入るのを交互に繰り返します。足には癒されるツボがたくさんあるので、足の裏や甲をほぐしながら入るのがオススメです。お風呂に入った後はたっぷり肌の保湿をして、潤いを持って帰ります!

Q:銭湯とあなたの出会いは?

頻繁に行くようになったのは社会人になってから。残業で家に帰れない日や、徹夜した次の日、湯船に入ると体も心もスッキリして疲れをリセットできるんです。銭湯に行った日と行かなかった日では気持ちが大違い!それからは効果の大きさに徐々に気がついて、いつの間にか銭湯にハマっていました。最近はタオルも洗面用具も貸し出してくれる所が多く、カジュアルな気持ちで気軽に立ち寄れるので、いろんな銭湯に行っています。お風呂でガールズトークをしたい日もあれば、1人でのんびりしたい時、ランニングの汗を流す場所としても使えるので、気分とシチュエーションに合わせて銭湯を選んでいます。

Q:あなたと銭湯にまつわるお話を聞かせてください。

結婚式の前日に銭湯に行ったんです。新しい人生の一歩を踏み出す日を前に、緊張もしていたし、準備もギリギリまでかかって気がつけば夜遅い時間になっていました。特別な日の銭湯、湯船、番台。どれも新鮮に見えて、その瞬間が特別だったように思います。ゆっくり汗を流して、リラックスして、気持ちの準備を整える事ができました。旦那さんに「明日から宜しくね」と言われながら歩いた、帰りの夜道は忘れられません。

Q:あなたにとってズバリ、銭湯の魅力とは?

明日の自分のパワーの源!サプリメントみたいな感覚です。何か足りてないな、調子出ないな、という日は銭湯に行ってチャージしましょう!


お話をうかがって、私も結婚式前夜には絶対に銭湯に行こうと心に決めました。(笑) 銭湯、それは働く女子のサプリメントなんですね。今日も頑張る世の中のちょっぴり疲れた皆さん、ぜひ今夜は直帰せず、銭湯に寄って帰りましょ!


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