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銭湯、お風呂に関する執筆コラムを掲載。

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〜 Humans of 入浴 〜 Vol.2:KEISUKE NOGUCHI at 武蔵小山温泉清水湯

〒142-0062 東京都品川区小山3-9-1

20161108北区稲荷湯

日々銭湯に通う人々は、どんな理由で、どんな想いで、銭湯に行くのだろう?銭湯の魅力って、なんだろう?その答えはきっと、ひとつじゃない。きっとそこには、その人ならではの楽しみ方や、理由がある。 “Humans of 入浴” は、銭湯の千差万別な楽しみ方に焦点をあて、銭湯通いの極意をいろんな人たちにインタビューすることで、その魅力を掘り下げてみよう!という、TOKYO SENTOの連載企画です。


Vol.2:KEISUKE NOGUCHI at 武蔵小山温泉清水湯


20161128品川区武蔵小山温泉清水湯

連載第2回目にご登場頂くのは、野口佳佑さん、28歳。佳佑さんが通うのは、自宅から自転車で通える距離にある、武蔵小山駅近くの「清水湯」さん。パルム商店街の近くにあって、最近リノベーションした事もあり、いつもお客で賑わっている銭湯です。

Noguchi05

キレイな看板からも、内装の清潔感や新しさが伝わってきます。若い男女や外国人も非常に多くいらっしゃるそうです。

目黒から自転車でサイクリングをしていて、たまたま発見したという清水湯。一度入ってみたら、露天の天然温泉や内装のモダンな感じが気に入ってしまったそうです。レトロな昔ながらの銭湯というよりも、時代に合わせて最近リノベーションをした銭湯。佳佑さんは、黒湯や黄金の湯等の高いクオリティの温泉なのに良心的な価格である事に一番惹かれたそうです。

20161128品川区武蔵小山温泉清水湯

1: パルム商店街近くでやっていたお祭りでの様子。謎のマスコット「黒板消しくん」。 2: 入浴前も後も、ここでピースの一服は欠かせません。 3: 最小限の持ち物。 4: 休日だとロッカーはいっぱいになる時もあるそうです。

 


佳佑さんの銭湯極意 ♨


Q:よく行く銭湯は?

清水湯 (武蔵小山駅)、富の湯 (つつじケ丘駅)

Q:銭湯に行く時間は?

休日の朝

Q:お風呂上りに飲むなら?

コーヒー牛乳

Q:銭湯に持って行くものを教えてください。

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ミニタオルのみ。荷物にもなるのが嫌で、極力持って行かないです。

Q:「私だけのこだわり入浴術」はありますか?

こだわりと言える程ではありませんが、多くのものを持っていかないようにしています。
持ち物も、少ないですし、風呂場にはタオルも持って入りません。元々、髭剃りやらバスタオルやらをケースに入れて持って行っていた時期もあったんですが、韓国旅行に行った時に価値観が変わって止めました(笑)。
チムジルバンという韓国の銭湯では、タオルを風呂内に持って入っている人がほとんどいませんでした。
あそこを隠している人がいなくて、最初は違和感があったのですが、その姿が豪快で自然体だったので、自分もやってみたら完全に慣れてしまいました。
今でも、銭湯に入る時はそっちの方が心地よいので、これは自分の変なこだわりだと思います。(笑)

Q:銭湯とあなたの出会いは?

小学生の頃から、地元の銭湯にはよく行っていました。
小学校の向かいが銭湯だったこともあり、たくさん汗をかいて遊んだ後に、「坂本君と根本君と今日は銭湯に行ってくる〜!!」と親に言って、5時半という門限を破る良い理由付けになっていました。

Q:あなたと銭湯にまつわるお話を聞かせてください。

こないだ銭湯に行った時に、細身で長髪のお爺ちゃんが鍵をなくしてロッカーを開けられないと騒いでいました。
銭湯には、僕を含めて5人くらいたのですが、番頭のおじさんも一緒になって全員がほぼ裸の状態でサウナやお風呂の中やトイレ等、銭湯中を探しました。
しかし、どこを探しても見つからず諦めかけていた時、ふとお爺ちゃんの顔を見ると、鍵付きのバンドで髪を結んでいました(!)。「髪の毛、縛ってません?!」と言うと、本人も、他のメンバーもみんなで大笑い。その後も、ほっこりとした雰囲気でみんなお風呂に浸かって話していました。

Q:あなたにとってズバリ、銭湯の魅力とは?

自分にとっての魅力は、リラックスやリフレッシュはもちろんの事、色んな人とコミュニケーション取れる場である事だと思います。
家族、友達だけでなく、さっきのエピソードのように初めて会った人ともしゃべる事も出来たりするので、非常に楽しいです。一気に距離が縮まりますよね。
ネット社会で、地域での繋がりが不要になってきている今だからこそ、銭湯のような地域の人と人を繋いでくれる場がずっとあってほしいなと思います。

 


清水湯には黒湯と黄金の湯の2種類の天然温泉があります。黒湯は、超最先端のナノバブル技術と太古の地球の恵みである天然黒湯のコンビネーションが抜群で、心身の疲れが取れている気持ちになります。熱さは、42度とちょうどいい温度です。黄金の湯は、黒湯よりずっと深い地層から湧き出ているのが黄金の湯です。深さ1500メートルから湧出していて、初の療養泉にも認定されているらしいです。温度は、38度と温めなので、ついつい長風呂をしてしまいます。佳佑さんいわく、「温めの黄金の湯に浸かり、じわじわと体を温めるのが好きなので、気付いたら20分近く入って、寝てしまっていることもよくある(笑)。とにかく、近場の銭湯なのに、高濃度の天然温泉が気軽に味わえるのが最高」とのこと。次回の “Humans of 入浴” も、お楽しみに!


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