【世田谷区 / 代田橋駅】宇田川湯

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【世田谷区 / 代田橋駅】宇田川湯

〒156-0042 東京都世田谷区羽根木1-14-11

昭和で時が止まったかのような雰囲気が銭湯好きの心をくすぐる、世田谷区『宇田川湯』。

今回私にとって初のアーカイブ記事になるのですが、なぜ記念すべき処女作に『宇田川湯』を選んだのかというと、私の性が「宇田川」だから。並々ならぬ親近感を覚え、もしかして実は遠い親戚だった!なんて期待もして行ってきました。(親戚にお風呂屋さんがいたらこの上ない光栄です。)

京王線「代田橋駅」から世田谷の入り組んだ狭い路地の中を進むこと数分。銭湯のシンボル、高く突き上げた煙突を発見! 本当に周りには目印になるものが無いので、この煙突を頼りに来てください。

建物は築約50年と古いですが、この渋さが銭湯好きの心をくすぐります。午後3時50分ごろ、シャッターが開き、中からベテランの番台さんが登場。(この人が「宇田川さん」なのでしょうか?)

「宇田川」さんがやってるから『宇田川湯』? それとも……。

「ごめんね、お待たせ。はい、どうぞ!」とはつらつとした方でした。

中の構造はいたってシンプル。入口は男女別の番台式で、脱衣場に浴場、猫の額ほどですが喫煙スペースを兼ねた縁台もあります。トイレは和式ですが、清潔感はあります。

昭和で時が止まったかのような雰囲気で、お客さんは地元のお年寄りが多かったです。常連が多そうです。タオルは無料で貸し出していますが、シャンプー等の設置はありません。

「シャンプーとボディーソープ無いんですが…...」

と番台さんに言ったら、

「あーいいわよ。これもタダで貸してあげる!」

とシャンプーとボディーソープを貸して頂けました。宇田川さん、超親切!

浴場の壁は、中島盛夫氏と町田忍氏の合作による堂々たる「富士」のペンキ絵。2015年作なので、まだ綺麗に発色しています。浴槽は、脱衣場側にU字型に突き出たジャグジー(ぬるめ、42度)と、2人用のボディーマッサージ(「あつめ」とありましたが、全然熱くない)の2つ。ジャグジーは、大人15人位は入ることが出来る程に大きいので、入っていて開放感がありました。

飲料は懐かしい瓶ラムネのほか、ビールも扱っています。シャンプーを貸して頂いた御礼にラムネを買い、そして気になっていた、あの事を尋ねました。

「あの、宇田川さんがやっているから宇田川湯と言うのですか?」

「違う、違う」と笑顔で答える宇田川さん(ではなかった)。

聞くところによると、大正12年に創業したのが宇田川さんという方で、現在の番台は60年前に引き継いだ3代目で、宇田川さんではないという事です。それでも創業者の名前を残したいという気持ちから、今でも『宇田川湯』として家族で経営しているとの事。

宇田川さんで無かったのは残念ですが、おかげで昭和下町の雰囲気が色濃い銭湯に出会うことができました!(そういえば、鈴木湯や佐藤湯を見かけないのは何故だろう…...銭湯の名前にも注目?)

 

AUTHOR

宇田川 聡志

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